韓国旅行をしていて、韓国が「電話番号社会」であることに驚く人も多いです。「ネットさえ繋がれば大丈夫!」と思っていると、思わぬところで立ち往生してしまう可能性も。韓国をもっと快適に楽しむために、旅行者も韓国の電話番号を用意すべき理由を解説します。
電話番号で「待ち時間」を制する者は韓国旅行を制する
韓国の電話番号で待ち時間を有効活用できることが、最大のメリットと言えるでしょう。
韓国の人気店やSNSで話題のカフェでは、平日休日関係なく常に行列が絶えません。しかし、日本のように、店の前で並んで待ったり、待機表に名前を書いて待つスタイルは、韓国では少なくなってきています。
いまや韓国の多くのお店では、入り口にタッチパネル式の「ウェイティング端末(Catch TableやTablingなど)」が置かれています。ここに韓国の電話番号を入力して予約をすると、自分の番が近づいた時にカカオトークやSMSで通知が来る仕組みになっています。
このシステムのおかげで、予約完了後は待ち時間を無駄にすることなく、自分の順番が来るまで店舗から離れて散歩したり、他のお店で時間を有効活用することができます。
時間が限られた旅行者にとっても、活用できれば嬉しいシステムですよね。
ポイントは、韓国の電話番号だけではなく、カカオトークのアプリも事前に用意しておくことです。予約時に、「カカオトークがないと通知を受け取れない!」と気が付いてから、ダウンロードしたり登録すると、せっかくの旅行中なのに気持ちが焦ったりして落ち着きません。
このようなシステムのお店を利用するときに、もしも韓国の電話番号がない場合は、店員さんに直接交渉して手書きで管理してもらう必要がありますが、忙しい時間帯は断られることも多いです。
買い物の割引・特典を受けるには韓国の電話番号で会員登録が必要
韓国旅行で楽しみなことのひとつに、コスメや洋服などのショッピングが挙げられるのではないでしょうか?
経験したことがある人も多いと思いますが、韓国のコスメショップ(オリーブヤングなど)やアパレルショップでは、会員登録を勧められることがよくあります。
なぜなら、会員登録してメンバーになることで、その場で割引が受けられたり、メンバー限定の特典が受けられたりするからです。
しかし、この会員登録に韓国の電話番号が必要になるケースが多いです。「1+1(1個買うともう1個無料)」文化が有名なように、韓国のショッピングでは割引・特典がたくさん受けられます。お得に買い物するために、韓国の電話番号を用意しておくと便利でしょう。
韓国の電話番号があれば公共の無料Wi-Fiを利用できる
韓国は、あちこちにWi-Fiがある「Wi-Fi大国」です。街中の公共Wi-Fiや、一部の大型ショッピングモールのフリーWi-Fiを利用する際、接続のためにSMS認証を求められることが多いです。韓国の電話番号がないと、この認証ができないことがあります。
また、最近韓国で増えている無人ショップ(無人アイスクリーム店、無人コンビニ、無人プリントショップなど)では、夜間の入店に電話番号認証やクレジットカード認証が必要なセキュリティ体制をとっている場所も一部あり、韓国の電話番号がないと中にすら入れないこともあるそうです。
旅行者が韓国の電話番号を手に入れる方法
韓国旅行には、韓国の電話番号を用意すると便利とはわかったけれど、いざ用意するとなれば取得が面倒であったり難しそう…と思う人もいるのではないでしょうか。
しかし今の時代、簡単に旅行者向けの韓国の電話番号が入手できます。以下に、旅行者が韓国の電話番号を手に入れる方法を紹介しますので、参考にしてみてください。
ずばり、音声通話・SMS受信付きの「プリペイドSIM」を事前に購入しましょう!事前に購入ができなかった場合も、仁川国際空港や釜山の金海空港のカウンターで簡単に購入・設定が可能です。
プリペイドSIMは、物理SIMとeSIMがありますが、自分に合った方を選択しましょう。
物理SIMは、現地到着後に差し替えた瞬間から使える・ほぼ全てのスマホで利用可能というメリットがある反面、元のSIMを失くす恐れがある・主回線(日本)と副回線の併用が不可能などのデメリットもあります。
同様に、eSIMにも、物理的なカードがないので紛失がない・主回線(日本)と副回線の併用が可能というメリットがある反面、設定がやや複雑に感じる場合もある・古い機種には対応していない場合があるなどのデメリットもあります。
番外編:実は韓国「デリバリー(배달/ペダル)」では、日本の電話番号が使える!
韓国旅行の醍醐味のひとつが、ホテルに戻って深夜に食べるチキンやジャジャン麺という旅行客も少なくありません。実は、韓国のデリバリー(배달/ペダル)文化は世界最高峰の利便性や多様性を誇るのです。
日本ではコロナウイルスが流行した時期くらいから、お家で過ごす時間が増えてデリバリー文化が発展しました。一方で、韓国ではそれよりももっと前からデリバリー(배달/ペダル)文化は発達しており、ほとんどの飲食店がデリバリー可能と言っても過言ではありません。デリバリーしてもらえる食事のバラエティーも大変豊富です。
その韓国のデリバリー(배달/ペダル)を利用する際に必要なのが、「배달의민족(ペダル(エ)ミンジョク)」や「요기요(ヨギヨ)」などのアプリです。これらアプリを利用するには、これまでは基本的に韓国の電話番号による本人認証が必要でした。
しかし、最近は韓国の電話番号がない外国人観光客でも気軽に利用できるようになりました。たとえば、韓国のデリバリーアプリで最も利用される「배달의민족(ペダル(エ)ミンジョク)」では、非会員として日本の電話番号を入力して利用できるようになったそうです。
番外編:韓国現地の人は、こんなものも電話番号で管理!
韓国では、ほとんどの車の運転手席側のフロントガラスの外から見えるように、車のオーナーの電話番号が書かれたプレートやステッカーが置かれているのに気づくはずです。
なぜ置くのかというと、韓国は都市部の駐車場不足が深刻で、やむを得ず二重駐車(他の車の前に停めてブロックすること)をしなければならないケースが多々あり、この二重駐車のせいで車が出られなくなったときに、移動してもらうために連絡する必要があるからです。
基本的には出したい車の持ち主が、前に駐車した車の電話番号に電話をかけ「車を動かしてください」と頼むのが暗黙のルールです。
ちなみに、二重駐車をする際は、サイドブレーキを引かずに「ニュートラル(N)」に入れておき、手で押して動かせるようにしておくのも韓国ならではの知恵で、直接手で動かす場合もあります。
また、韓国ではネットショッピング、銀行、公共サービス、さらにはポータルサイト(NAVERなど)の会員登録まで、すべて電話番号によるSMS認証が紐付けられています。日本ではメール認証ができる場合も多いですが、韓国ではSMS認証が基本です。電話番号が住民登録番号と紐付いているため、電話番号一つで「この人物は本人である」という証明になるのです。
韓国旅行を存分に楽しむために、韓国の電話番号は必須!
韓国では、さまざまなことがデジタル情報で管理されています。その管理のためのデジタル情報として主流なのが、まさに010から始まる韓国の電話番号です。
せっかくの旅行中に、行列に数時間立ち尽くしたりするのはもったいないですよね。次に韓国へ行く際は、ぜひ韓国の電話番号の準備を検討してみてください。それだけで、あなたの韓国旅行の自由度は格段に上がるはずです!
