美容・ファッション、カフェ、ハングル、韓国料理。可愛い、おしゃれ、美味しい、楽しい、様々な形容詞が詰まった国である韓国。コロナウイルスによって海外への渡航が制限されていた時代から終息後、韓国へワーキングホリデーをする若者は右肩上がりで増え続けています。
そのような中、韓国にワーキングホリデーへ行きたい人に朗報が!
2025年8月、東京で行われた日韓首脳会談でワーキングホリデー制度の画期的な拡大合意がなされました。これを機に、2026年以降はますます日本と韓国の若者の交流がこれまで以上に進むことが期待されています。
1. 過去のルールと進化ポイント
これまでのワーキングホリデー制度
韓国のワーキングホリデービザ(韓国では「H-1」と呼ばれる)は、従来次のようなルールでした:
・1人につき1回のみビザ取得可能
・滞在期間は最大1年
・主に観光を目的としながら、滞在中にアルバイトで滞在費を補える仕組みです
※ビザ取得には年齢や資金証明、保険加入などの条件が必要。
2025年8月 日韓首脳会談での合意
2025年8月、東京で行われた石破総理(当時)と韓国の李在明大統領(イ・ジェミョン大統領)との首脳会談で、韓国とのワーキングホリデー制度を一生涯で2回まで取得可能にする方向で合意が進みました。
これはこれまでの制度とは大きく違い、1度だけではなく、2回チャレンジできる権利が与えられるものです。
2. 新ルールの全容
最新の韓国ワーキングホリデー制度のポイントは次の通りです。
(1)回数制限の拡大
これまで「一生に1回」だったビザ取得が、一生に2回まで可能になりました。
例えば、同じ人が:
・1度目:2026年に韓国滞在(1年)
・2度目:2028年に再チャレンジ(1年)
というように、合計で最長2年間韓国で生活・就労できるチャンスが生まれます。
また、この制度は日本のみならず韓国にも適用されるので、日本人が韓国に行く場合だけでなく、韓国人も日本のワーキングホリデーを同じように2回取得できるようになります。現在、日本のワーキングホリデービザ発給数のうち、約3割は韓国。これからさらに日本へくる韓国人が増えるのではないかと考えられます。
(2)最長滞在期間
1回の申請で最大1年滞在が可能ですが、2回のビザ取得=最長2年間の滞在が可能となります。
これはより長く韓国で生活して語学力を強化したり、アルバイトや文化体験をしたい人には大きなメリットです。
3. 日本人向け 韓国ワーキングホリデー申請条件(基本版)
韓国でワーキングホリデービザを取得するためには、次のような条件が一般的に求められます。※代表例ですので、詳しくは在日韓国大使館で最新情報をご確認ください。
(1)年齢
原則 18歳〜25歳までが対象です。場合によっては30歳まで可能なケースもあります。
(2)目的
「主として休暇を過ごすこと」が基本で、就労は旅費や滞在費を補うための“付随的活動”として認められています。
(3)十分な資金
滞在中に生活できる資金が必要です。帰国用航空券の購入や韓国内で十分に生活が可能という裏付けのため、残高証明書の提出が必要となります。
(4)保険加入
滞在期間中に有効な健康保険に加入していることが必要です。病気やケガに備えた保険です。 (6ヶ月以上の滞在の場合は韓国の国民保険に加入)
※ これらは必須要件で、申請時に書類として提出が求められます。
4. 韓国でのワーホリ生活上のルールと注意点
(1)就労制限のある職種
ワーキングホリデーでは就労が許可されていますが、医療・教育・専門職など高度資格が必要な職種や、風俗関連など倫理的・現地法令で制限される業種への就労は禁止されています。
主に可能な仕事は、飲食店・カフェ・販売・語学学校アシスタントなどが多いです。
(2)外国人登録の義務
韓国に90日以上滞在する場合、90日以内に外国人登録を行うことが必要です。
これは、銀行口座開設や携帯契約など生活手続き全般に関わることがあるため、忘れずに行いましょう。
(3)2026年の韓国最低賃金
韓国の2026年の最低賃金は、時給10,320ウォン(約1,100円前後)。これは前年比2.9%増で、2025年7月に最低賃金委員会で労使合意により決定され、2025年8月に労働雇用部が正式発表、2026年1月1日から適用されています。
5. 申請の流れとポイント
韓国ワーキングホリデービザ申請には「計画的に進める」ことが大切です。具体的な流れは次のようになります。
(1)必要書類の準備
在日韓国大使館・領事館が指定する書類に基づき申請書・写真・パスポート・残高証明などを用意します。
書類は丁寧に準備し、必要に応じて日本語・英語・韓国語での記述が求められる場合があります。
(2)申請時期
人気のあるビザなので、申請時期は余裕を持つのが安心です。
計画書(滞在中の活動内容や計画)は具体的に書くと審査で好印象になります。
(3)スケジュール感
申請からビザ受領までには数週間〜数ヶ月かかることがあります。予定を立てて、余裕を持って準備しましょう。
(4)計画書を書く際のポイント
どんな生活を送りたいか、韓国での目標・目的を明確に書くことが大切です。
例えば、
・何を学びたいか
・どんなことで経験を積みたいか
・韓国生活での最終目標(語学、文化、仕事経験など)
これらはビザ審査の資料にもなるので丁寧に整理すると◎です。
6. 事前に準備しておくべきこと
(1)H-1(ワーホリビザ)の取得
韓国ワーキングホリデービザ(H-1)は韓国大使館・領事館で申請・取得します。基本的に韓国国内での申請はできないので、日本の在住地の最寄りの韓国領事館で申請を行います。
(2)住居探し
韓国の生活で大きな負担になるのが居住費。特にソウルなど都市部では家賃が高騰しているため、なるべく安価に抑えたいところ。
ワンルーム、オフィステル、コシウォンやシェアハウスなど様々な形態の住居がありますが、その中でも比較的安価なものは下記2つ。
・シェアハウス
・コシウォン
外国人向けのシェアハウスやコシウォンも多数あり、例えば、お米はオプションとしてついてくる所もあるため、食費をなるべく浮かせたい方にもピッタリ!
韓国の住宅事情について詳しく紹介している記事もあります。あわせてご覧ください。
7. 韓国ワーホリが、「一生に2回・最長2年間」画期的な新制度へ進化!韓国生活がもっと自由に
韓国ワーキングホリデー制度は、これまでの「一生に1回・1年滞在」というルールから「一生に2回・最長2年間」という柔軟な制度へと進化。
これは、
・韓国での滞在期間を長くしたい
・韓国生活を通じて語学学習や文化経験を密に行いたい
・将来のキャリアや自分の価値観を広げたい
という方にぴったりの制度です。
何か新しいことをしてみたい方にも、今までの夢を追い続けたい方にも、韓国でのワーキングホリデーという経験を一つの選択肢として追加してみてはいかがでしょうか。韓国での生活が人生にとって大きな財産になるはずです。
最新情報は在日韓国大使館のワーキングホリデー案内ページや外務省のワーキングホリデー制度ページで随時チェックしてみてくださいね。
