最近日本でも話題になっている韓国のお餅(떡=トッ)
実は、韓国には日本でもよく見るモチモチのお餅だけでなく、変わった食感や見た目、味のお餅の種類がたくさんあり、全部で200種類以上といわれるほど種類が豊富なのを知っていますか?
今回は韓国で食べられる様々な種類のお餅をご紹介します。
記事の後半では日本のお餅との違いも紹介しているので、「食べてみたい!」と思うお餅があれば、ぜひマークして次の韓国旅行で挑戦してみてくださいね。
韓国で食べられるお餅の種類を紹介
つき餅
コシが強くモチモチで、食べ応えがある食感が特徴
・カレトック(가래떡)
トッポッキに使用される細長いお餅。
太めのカレトックを斜め薄切りにして、スープに入れた料理のことをトックッ(떡국)といいます。
・チョルピョン(절편)
平たく形成されたシンプルなつき餅。
お餅の表面には伝統模様が押されていて、中は餡子などが入っておらず、お米の素朴な甘さが楽しめます。
そのまま食べても美味しいですが、ごま油をかけておかずとして食べたり、ハチミツやきな粉をかけてデザートとして食べても美味しいです。
・インジョルミ(인절미)
きな粉をまぶしたもちもちとろとろのやわらかいお餅。
若干の塩味が効いたおもちに香ばしいきな粉がかかっていて、クセになる美味しさから子供から大人に人気のあるお餅です。
蒸し餅(ソルギ)
日本でいう「蒸しパン」や「蒸しケーキ」に似ている、韓国のお祝い事や行事に欠かせない伝統のお餅。
・ペクソルギ(백설기)
砂糖が控えめの真っ白な蒸し餅。
韓国で、赤ちゃんが無事に満1歳の誕生日を迎えた時のパーティーで使われたり、その他のお祝い事で贈り物としてよく使用されます。
▼満1歳を迎える赤ちゃんの初めての誕生日をお祝いする韓国の伝統行事「ドルチャンチ」とは?

・シルトッ(시루떡)
せいろ(시루)で米粉や豆、きな粉などを層状に重ねて蒸した行事や祭事に欠かせない韓国の伝統餅。
モチモチというよりかは、しっとり弾力のある蒸し菓子のような食感で、温かい飲み物と相性抜群です。
・パッソルギ(팥설기)
小豆を使った蒸し餅。韓国では小豆は厄除けの意味があり、縁起のいいお餅としてお祝い事などの行事でよく食べられます。
他にも、コグマ(さつまいも)やホバッ(かぼちゃ)、スッ(ヨモギ)、クル(はちみつ)など、蒸し餅(ソルギ)にはたくさんの種類があり、お祝い事やパーティー時には蒸し餅を積み上げたソルギケーキという韓国ならではの餅ケーキが作られたりもします。
私の夫の祖父は昨年100歳を迎えられたのですが、その際に私も初めてソルギケーキを見て、カラフルなお餅の色に感動したことを覚えています。
餡入り餅
お餅の中に餡子やその他の具材が入った韓国のお餅。
・ソンピョン(송편)
半月型で世ボギやクチナシで色づけられた白、緑、ピンクなどのカラフルな色が特徴の餡入りお餅。
韓国の秋夕(チュソク)を代表するお餅で、中身は餡子だけでなく、栗やゴマ、ナツメや蜜を入れて作られます。
・キョンタン(경단)
日本でいうお団子のことで、中に餡子などの具材が入っているものもあれば、赤い小豆粉をつけた赤ちゃんの百日祝いで食べられるススキョンダンというお団子もあります。
好みに合わせて、きな粉やゴマをまぶして食べても美味しいです。
・チャプサルトッ(찹쌀떡)
モチモチの食感が特徴で、中に口触りの良いなめらかなあんこが入っています。
日本でいう「大福もち」に近いイメージで、あんこと一緒にイチゴを包んだり、ヨモギやクリームを包んだ現代風のチャプサルトッは特に手土産として人気です。
・マンゲトッ(망개떡)
マンゲの葉(クヌギの葉)で餡入りのお餅を包んだマンゲトッは、慶尚道・晋州(チンジュ)地方の名物餅として知られています。
マンゲの葉のとてもいい香りがモチモチのお餅にしっかりしみついていて、並んででも買いたくなる美味しさです。日本でいう「かしわ餅」に近いイメージ。
焼き餅
香ばしさが特徴の日本でいう「おやき」に少し似ている韓国の焼き餅。
・ファジョン(화전)
白玉粉で作ったお餅に、つつじや菊などの季節のお花やハーブ、なつめなどで飾り付けて焼いた見た目も美しい韓国の伝統焼き餅。
お餅自体には味はついていないので、ハチミツやメープルをかけてお花見の時期や秋によく食べられます。
・プクミ(부꾸미)
中にあんこが入ったお餅をフライパンや鉄板で焼いた、韓国の国民的おやつとして親しまれているお餅。
日本でいう「おやき」や「今川焼」のもう少しシンプルなバージョンがイメージに近いです。
その他のお餅
・ヤッパッ(약밥)
もち米にはちみつ(または水あめ)、なつめ、栗、松の実などを混ぜて蒸した、甘い炊き込みごはんに近い韓国の伝統料理です。
お餅よりもごはんに近いですが、もち米を使用しているため食感はモチモチで、甘いご飯が栗やナツメとよく合い、チュソクや行事ごとでよく食べられます。
その他にも最近の韓国では、現代風のお餅がたくさん売られています。
・フルーツ餅(イチゴやブドウ、パインアップル、もも、マンゴーなど)
・チョコ餅
・抹茶餅
・ティラミス餅
・クリーム餅
現代風のお餅は観光客にも人気があるため、明洞やホンデなどで屋台が出ていることもあります。
見かけた際はぜひ食べてみることをおすすめします。
韓国のお餅を使用した料理
トッポギやトックッ(餅入りスープ)の他にも韓国のお餅を使用した料理はたくさんあります。
・タッカルビやプデチゲに入れて食べる
・ソトクソトク
ソーセージ×カレトックを串に刺して焼いた屋台フードで甘辛いソースがやみつきになる若者に人気のB級グルメ
・トッカルビトッ
カレトックと甘辛いカルビ味の炒め料理で韓国で人気の家庭料理
・インジョルミトースト
きな粉とはちみつ、バターとの相性が抜群で、さっくりトーストの上にモチモチのお餅が乗った人気のデザート
・ピンス(かき氷)にトッピング
韓国のピンスにお餅は必須のトッピング。
特にきな粉やあんこのピンスに、お餅をトッピングして食べると美味しいです。
・お餅アイス
モチモチ食感が特徴のチャプサルトッで冷たいアイスを包んだ人気のデザート。
日本の餅と韓国の餅はどう違う?
カレトックなどの韓国のお餅はうるち米(一般的に食べるお米)を使用することが多く、もち米をついて作るモチモチ食感で伸びる日本のお餅に比べると、弾力が強くコシのある食感が特徴です。
また、日本では食感が楽しい韓国のソルギ(蒸し餅)が人気ですが、韓国では逆に日本のびよーんと伸びるモチモチのお餅が注目を集めています。
韓国のユーチューバーやインフルエンサーの間でもモッパン(食事を楽しむ様子を配信するチャンネル)ネタとしても、日本の餅は人気で、韓国では日本語の”餅”をそのまま発音した모찌(モチ)というと伝わるほど浸透しているワードです。
韓国旅行のお土産で今話題!日本とは違う韓国の餅(トック)を徹底解説~まとめ~
今回は韓国で食べられる様々なお餅を紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
細かくカウントすると200種類を超えるといわれているほどたくさんの種類がある韓国のお餅は、食感や味、見た目までどれも魅力的ですよね。
最近はお土産用にお洒落なボックスに包まれた餅セットが売られていたり、空港でも購入できるお店もあるので、韓国旅行に訪れた際は、ぜひ「韓国餅」を食べてみてくださいね。
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