韓国といえば美味しいキムチ!日本にも売っているけどやっぱり本場の味を日本に持ち帰り、自宅で楽しみたいという方も多いのではないでしょうか?
そもそもキムチって飛行機で持ち帰り可能なの?他にも持ち帰りが制限されているお土産はあるの?
今回はこのような疑問が解決できる韓国土産にまつわる記事を紹介していきます!
韓国から日本へのキムチの持ち帰りは可能?
結論からお伝えすると、韓国で売られているキムチを日本に持ち帰ることは可能です!
ただし一部持ち帰りできない種類のキムチがあったり、持ち帰るにあたって注意すべき点がいくつかあります。
日本へ持ち込みが可能なキムチ
・スーパーやコンビニで売られている真空パックや瓶詰めされているキムチ
・大根や白菜などの野菜系のキムチ
・未開封で賞味期限が表示されているもの
日本への持ち込みが不可とされているキムチ
・手作りのキムチ
・市場で買ったものや成分表示がされていないキムチ
・肉や魚介類(イカキムチや牡蠣キムチなど)を使用したキムチ
・開封済みのキムチ
キムチ以外の場合でも肉や魚を含むものは動物検疫の対象となり日本への持ち込みが不可とされています。
また、キムチは瓶詰めや真空パックになっていてもにおいや液漏れの心配があるため、スーツケースに入れて持ち込みする場合はジップロックに入れるなどの工夫をすることをおすすめします!
韓国のスーパーや空港には「日本持ち込みOK」とかかれているキムチが販売されていることもあります。
もし不安な場合は店員さんに確認してから購入しましょう!
キムチ以外の韓国土産の持ち込み可否と注意点
キムチ以外にも韓国から日本に持ち込みが規制されている韓国土産がいくつかあり、ジャンルによって規制が違います。
持ち込みが許可されているものでも、持ち込む際に気を付けなければならないポイントがあり、それぞれ異なるためジャンルごとに注意点を紹介します。
インスタントラーメン
辛ラーメンなどのスーパーで売られているインスタントラーメンは基本的には持ち込み可能です!(肉エキスと表示されていてもOK!)
ただし、実際の肉や肉片が入っているものは持ち込み不可なので注意しましょう。
アルコール類
ビールやマッコリ、焼酎などのアルコール類も持ち込みOKです!
ただし、酒税法により1人あたり760ml換算で3本(合計2,280ml)までは免税、それ以上は課税対象となります。
また、お酒を韓国から日本に持ち帰る場合は免税であっても必ず税関に申告が必要です!
液体の機内持ち込みは100mlまでと制限があるので、基本的にはスーツケースに入れて持ち込みましょう!瓶などの割れやすい容器の場合は、服やタオルにくるんでできるだけスキマのできないように収納することをおすすめします。
果物・野菜
生の果物や野菜の持ち込みは植物防疫法 で厳しく規制されていて、日本に持ち帰ることは基本的にできません。
日本の農業に深刻な被害を与えたり、果物や野菜に付着した害虫や病原菌が日本に入り込んでしまわないようにという理由で生の果物や野菜の持ち込みが禁止されています。
ちなみに、ドライフルーツや唐辛子の粉などの乾燥させたものは日本への持ち帰りが可能です!
肉製品
ソーセージ、ハム、スパムなどの加工肉を含む肉製品はすべて日本へ持ち込みが禁止されています。
真空パックになっていたりジャーキー類(干し肉)も動物検疫で禁止されているため、注意しましょう!
魚加工品
おつまみ類でよく売られている干し貝柱やするめなどの魚加工品は日本へ持ち帰り可能です!
ただし、生の貝や魚は禁止されているため注意しましょう!
化粧品
化粧品は基本的に持ち帰り可能です!
ただし、1商品につき24点までと決まりがあります。(例:同じ種類のマスクパックを24枚までならOKで、違う種類ならそれぞれ24枚ずつ持ち込める。)
また、100mlを超える化粧水やパックは手荷物で持ち込みが不可であり、万が一持ち込んでしまった場合は回収されてしまうので、事前に預け荷物に入れましょう!韓国旅行でスキンケア商品を購入される方も多いと思うので、パッキングの際に気を付けて確認してくださいね!
栄養ドリンク・漢方・医薬品
基本的に日本への持ち込みが可能です。
ただしシップや塗り薬などの外用薬は化粧品と同じように1商品につき24点まで、医薬品は2か月分までと決まっています。
高麗人参エキス・紅参濃縮液の多くは「食品」または「健康食品」の扱いです。個人使用目的なら 免税範囲(20万円以下)で持ち込みが可能です。特に数量制限はありませんが、販売用と疑われるほど大量だと課税や差し止め対象となることがあります。液体なので飛行機持ち込み時は手荷物制限の100mlまでに収まっているのか注意し、大量な場合はスーツケースに預けましょう。
韓薬(韓方薬)は日本では医薬品扱いになります。厚労省の薬機法に基づく日本に持ち込める上限は2か月分までなので注意しましょう。
キムチは一部日本に持って帰れる!持ち帰り可能かチェックして購入しましょう

今回はキムチを含む韓国土産の持ち帰りの可否と注意点を紹介しました!
日本の自宅でも美味しいキムチが食べたい!という方は事前に持ち帰りができるキムチかどうかを確認して、スーツケースに入れる際はにおいや液漏れ対策をしっかりとしましょう!
また、キムチ以外にも意外と知られていない日本への持ち込みがNGとされている食材や、持ち込むにあたって規制のあるものが多いことが分かりましたよね。
知らず知らずのうちに持ち込んでしまうと没収されてしまったり罰金が発生したりとトラブルにつながってしまうので、日本へ帰国前のパッキング時に記事を読みながら再度チェックしてみてくださいね!
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