身体の部位を韓国語で言ってみよう

今日は、韓国語の顔など身体の部位に関連する基本的な表現を紹介します。

また韓国語には、顔や身体に纏わる単語を使用したユニークな言い回しが多くあります。これらは日常会話で使われることが多いため、覚えておくととても便利です。さっそく、韓国語で使われる顔と身体に関する表現を見ていきましょう!

※語学には諸説ありますので、あくまでも一表現方法として’参考’にしてください。

目次

1. 身体の部位を韓国語-顔に関する表現

韓国語では、顔の部位をそれぞれ「눈ヌン(目)」、「코コ(鼻)」、「입イ(プ)(口)」、「귀クィ(耳)」などと呼びます。文中では、たとえば「그 사람의 눈은 매우 크다/ク サラメ ヌヌン メウ クダ(その人の目はとても大きい)」や「그녀의 입은 작다/クニョエ イブン チャ(ク)ッタ(彼女の口は小さい)」のように使われます。

ここでは、顔の部位を表す代表的な単語をご紹介します。

ぜひ覚えて使ってみてください。

ハングル読み方日本語
ノン
눈썹ヌンッソ(プ)眉毛
イ(プ)
クィ
ッピャ(ム)
ト(ク)
이마イマ
ボルほお
입술イ(プ)ッス(ル)
인중インジュン人中
미간ミガン眉間

また、顔の表情や動きを表す動詞も、もちろんたくさんあります。

たとえば「웃다/ウッタ(笑う)」は、喜んでいる時や楽しい時に使います。「그는 친구를 보고 웃었다/クヌン チングル(ル) ボゴ ウソッタ(彼は友達を見て笑った)」のように使えます。「울다/ウ(ル)ダ(泣く)」は、悲しい時や痛みを感じる時に使えます。「놀라다/ノ(ル)ラダ(驚く)」は予想外の出来事に驚く時に使えます。

さらに、顔の特徴を比喩的に表現する韓国語の慣用表現もあります。

たとえば、「낯 두껍다/ナッ トゥッコ(プ)ッタ(面の皮が厚い)」は、恥知らずで図々しい人を指す表現です。また、「얼굴이 두껍다/オ(ル)グリ トゥッコ(プ)ッタ(顔が厚い)」や「얼굴에 철판을 깔았다/オ(ル)グレ チョ(ル)パヌ(ル) ッカラッタ(顔に鉄板を敷いた)」も、同じように図々しい人を指します。その他にも、「코가 높다/コガ ノ(プ)ッタ(鼻が高い)」や「입이 가볍다イビ カビョ(プ)ッタ(口が軽い)」など日本語に似た表現もあります。

2. 身体の部位を韓国語-体に関する表現

韓国語では、体の部位を「팔パ(ル)(腕)」、「다리タリ(足)」、「허리ホリ(腰)」、「목モ(ク)(首)」などと呼びます。文中では、たとえば「그 사람의 팔은 매우 길다ク サラメ パルン メウ キ(ル)ダ(その人の腕はとても長い)」や「그녀의 다리는 짧다クニョエ タリヌン ッチャ(ル)ダ(彼女の足は短い)」のように使われます。

体の部位を表す代表的な単語をご紹介します。

ぜひ覚えて使ってみてください。

ハングル読み方日本語
パル
다리ダリ
허리ホリ
モク
어깨オッケ
가슴カスム
ソン
パル
머리モリ
トゥン
엉덩이オンイデ

また、体の動作や姿勢を表す表現も少しご紹介します。

「서 있다ソ イッタ(立っている)」は立っている状態を意味し、「앉아 있다アンジャ イッタ(座っている)」は座っている状態を示します。「걷다コッタ(歩く)」は歩く動作を表し、「뛰다ットゥィダ(走る)」は走る動作を意味します。

体の特徴を表す比喩的な表現も多いです。意味は日本語に極めて似ているものを取り上げます。

たとえば、「엉덩이가 무겁다/オンドンイガ ムゴ(プ)ッタ(お尻が重い)」はなかなか動きださない人を指し、「허우대가 좋다/ホウデガ チョタ(恰幅が良い)」は体が引き締まっていて体格が良い人を指します。他にも「어깨가 무겁다/オッケガ ムゴ(プ)ッタ(肩の荷が重い)」や「발길이 무겁다/パ(ル)ギリ ムゴ(プ)ッタ(足取りが重い)」という表現もあります。

3. 身体の部位を韓国語-身体の内部に関する表現

韓国語では、身体の内臓を「심장(心臓)」、「간(肝臓)」、「위(胃)」、「장(腸)」などと呼びます。文中では、たとえば「그 사람의 심장은 매우 튼튼하다(その人の心臓はとても強い)」や「그녀의 장은 약하다(彼女の腸は弱い)」のように使われます。

体の内部の部位を表す代表的な単語をご紹介します。

ぜひ覚えて使ってみてください。

ハングル読み方日本語
심장シ(ム)ジャン心臓
カン
ウィ
チャン
ピェ
방광パングヮン膀胱
소장ソジャン小腸
대장テジャン大腸
췌장チェジャン膵臓
신장シンジャン腎臓
식도シクト食道
십이지장シビチジャン十二指腸

また、身体の健康状態を表す表現もさまざまあります。一部をご紹介します。

「아프다(痛い)」は身体が痛い時に使います。「피곤하다(疲れる)」は疲れている状態を意味し、「배부르다(お腹がいっぱい)」は、食べ過ぎてお腹がいっぱいの状態を指します。

そして、身体の内部に関連する慣用表現もたくさんあります。

たとえば、「혓바닥이 길다/ヒョッパダギ キ(ル)ダ(舌が長い)」はよく話す人を指し、「쓸개 빠진 놈/ッス(ル)ゲ ッパジン ノ(ム)(胆が抜けた奴)」は意志が弱い人を指します。「간이 부었다/カニ ブオッタ(肝が腫れた)」は度胸を持っている人を意味し、「속이 쓰리다/ソギ ッスリダ(胸焼けする)」は胃が不調である意味もありますが、誰かが自分よりも良い成果を上げたり成功したとき、その人の成功に対して嫉妬や羨ましさを感じ、胸の中でヤキモチを焼くような自分の感情を間接的に表すためにも使います。

身体の部位を韓国語で言ってみようのまとめ

これらの身体の部位に関する表現を覚えて、ぜひ韓国の友達との日常会話で使ってみてください。使える機会は多いはずです!そして顔の表情や体の特徴を表現することは、韓国語を学ぶ上で重要です。基本的な表現から慣用表現まで、さまざまな表現を使いこなすことで、より自然で豊かなコミュニケーションができるようになるでしょう! 

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この記事を書いた人

muuのアバター muu ワンジョンライター

「韓国の様々な魅力を多くの人に伝えたい」という想いのもと、情報を発信している。韓国のソウルで生まれ育ち、長年韓国に住んでいたネイティブスピーカーとして、韓国のローカルフードや食文化に詳しく、韓国語に関しても日常生活で使う表現やニュアンスに詳しい。現在は東京に住み、新大久保や赤坂で韓国料理を楽しみつつ、年に2〜3回韓国を訪れている。『ワンジョン』では、韓国の美味しさや文化を幅広く紹介し、その魅力を探求している。

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