東京・新大久保で味わう本場の韓国チキンが食べられるお店2選!

ヤンニョムチキン

こんにちは!韓国語ネイティブスピーカーのmuuです。『ワンジョン』では東京にある韓国グルメや韓国語表現・文化等、様々な情報をお届けしています。ぜひ一緒に韓国の魅力を楽しんでいきましょう!

韓国チキンは韓国のドラマでもよく見かけるメニューですね!今回は、韓国の人気グルメの一つである「韓国チキン」の魅力を紹介し、日本でも楽しめるよう新大久保にある店舗を2軒をご紹介します。まだ食べたことがない場合、ぜひチャレンジしてみてください!

ヤンニョムチキン
目次

韓国チキンの特徴とは?

韓国チキンは、ジューシーでカリッとした食感が魅力であり、通常は二度揚げされることで外はパリッと、中は柔らかくジューシーに仕上がります。また、韓国のフライドチキンは味付けが豊富で、オリジナルの甘辛ソース、ガーリックソース、ハニーマスタード、辛味ソースなど、さまざまなスタイルがあります。

さらに、韓国チキンは、ビールとの相性も抜群!「치맥 チメク」と呼ばれるチキンとビールの組み合わせは、韓国の人々に愛されるスタイルです。

韓国チキンは通常、手で食べたり、フォークを使って食べたりします。また、チキンと一緒にチキンム(大根のピクルス)、サラダ、フライドポテトなどを添えて食べることが一般的です。

韓国チキンのメニュー!最近は日本でもよく見かける?!

韓国チキンはさまざまな味と調理方法で多くの人々に愛されています。代表的な韓国チキンの種類と名前、食べ方をご紹介します。これらの韓国チキンは、最近は日本でも目にするようになってきたメニューでもあります。

①후라이드치킨 フライドチキン

最も基本的なチキンで、小麦粉や片栗粉、色んなスパイスをまぶしてカリッと揚げたチキンです。塩や胡椒で味付けしたオリジナルのフライドチキンをベースに、さまざまな調味料やソースを加え、新しい味を楽しめます。

②양념치킨 ヤンニョムチキン

フライドチキンに甘辛いタレを塗ったチキンで、コチュジャン、醤油、砂糖、ニンニク、生姜などで作ったソースを使用します。ヤンニョムチキンとフライドチキンをハーフアンドハーフの組み合わせで食べるスタイルが人気です。

③간장치킨 カンジャンチキン

醤油と砂糖、ニンニクなどで作ったソースを塗ったチキンで、甘くて塩辛い味が特徴です。醤油チキンの中でも、ガーリックチップを足したガーリック醤油チキンや、より辛く仕上げた唐辛子醤油チキンなどがあります。

④파닭 パダック

揚げたてのチキンの上にネギを載せて、一緒に食べるスタイルで、ネギのシャキシャキした食感とチキンの香ばしい味が合わさって人気です。代表的なパダックには、フライドパダックとヤンニョムパダックがあります。ここで、パはネギを意味し、ダックは鶏を意味します。

⑤닭강정 ダッカンジョン

カリッと揚げたチキンをコチュジャン、醤油、砂糖、ニンニクなどで作ったソースで炒めたチキンで、甘くて辛い味が特徴です。ヤンニョムチキンと似ていますが、ヤンニョムチキンの場合骨付き・なしバージョンがあり、ダッカンジョンは唐揚げのように小さいサイズが多いです。

韓国チキンと言えば!の「치맥 チメク」とは?日本でも浸透中?

チキンとビール

チキンとビール(=メクチュ)を一緒に食べることを表す韓国語であり、「チキン」(치킨)と「メクチュ」(맥주 )からチメクと名付けられました。チメクは韓国で最も人気のあるおつまみ(ビールとの組み合わせ)の一つです。特に夏場には、冷たいビールと共に楽しむチキンがさらに人気です。

特に2002年の日韓ワールドカップの時、韓国代表チームの勝利を祈願して市民たちが集まってチメクを楽しむ姿が世界中で話題になりました。それ以降、チメクは韓国の代表的な文化の一つとして定着しました。

大邱広域市では毎年7月頃に「大邱チメクフェスティバル」が開催されます。この祭りはチキンとビールをテーマにした文化祭で、数十のチキン店やビールメーカーが参加し、さまざまなパフォーマンスやイベントも行われます。

チメクは友人や家族と集まって楽しむことが多く、スポーツの試合や映画を見ながら楽しむこともよくあります。韓国を訪れる外国人観光客にとっても、ぜひ体験すべき文化の一つとされています。

実際に日本人も、お家に人が集まったときにお酒に合う味付けの韓国チキンをデリバリーして、ビールとともに楽しむことが好きな方は多いのではないでしょうか?

そんな美味しい韓国チキン、日本ではどこで食べられる?

チキンは韓国ドラマやK-POPの影響で韓国文化が身近に感じられるようになったことや、チキンの多様な味付けが日本人の口に合うことから、日本でも韓国チキンが人気が増えています。特に新大久保は多くの韓国料理店やチキン専門店が軒を連ねています。

それでは、日本でも韓国チキンを楽しめるお店として、新大久保にある2つの店舗に行ってみましたので紹介します。

①kayaチキン

食べログ
kayaチキン (東新宿/韓国料理) ★★★☆☆3.36 ■国産つくば育ちの特別飼育鶏を使用した、プレミアムチキン!! 本場韓国の老舗チキン店の味と同じ ■予算(夜):¥2,000~¥2,999

東京都新宿区大久保1-4-20 グロウハイム 2F
新大久保駅 徒歩10分、東新宿駅 徒歩2分
TEL:03-3200-7108
営業時間:15:00 – 00:00
定休日:月

kayaチキン メニュー表

■内部の雰囲気:

このお店の内部は、韓国の호프집(ホプチッ=ビアホール。主に生ビールとチキンを扱っている居酒屋)店を連想させる親しみやすく落ち着いた雰囲気です。東新宿駅と近いため、アクセスも便利です。

■特徴:

国産鶏肉(つくば鶏)を使用して作られたチキンは、新鮮で風味が抜群です。

■人気メニュー:

このお店の人気メニューとしては、ガヤフライドチキン(骨付き)、ガヤヤンニョムチキン(骨付き)、醤油にんにくのチキン(手羽先)があり、特にフガヤライドチキンとガヤヤンニョムチキンの半々の組み合わせが定番メニューとなります。

フガヤライドチキンとガヤヤンニョムチキンの半々の組み合わせ

■今回の注文:

今回はガヤフライドチキンを注文してみました。ハニーマスタードと塩を別途追加できるので、お好みに合わせてお楽しみいただけます。ハニーマスタードや塩をつけて食べても美味しいですが、フライドチキン自体に味付けがしっかりとされているため、そのまま食べてもとても美味しいです。

■韓国式サイドメニュー:

韓国ではチキンと一緒にチキンム(大根のピクルス)とケヨネーズのキャベツサラダが提供されることが多いですが、このお店でもこれらの韓国式サイドメニューを楽しむことができ、より韓国の食事体験を楽しむことができます。

②カンホドンチキン678

食べログ
カンホドンチキン678 (新大久保/韓国料理) ★★★☆☆3.44 ■フジテレビ出演!!韓国で大人気のフランチャイズチキン店!日本初上陸♪ ■予算(夜):¥3,000~¥3,999

東京都新宿区百人町1-1-26 第3サタケビル 2F
JR新大久保駅から徒歩3分
TEL:03-6205-5892
営業時間:1:00 – 01:00

カンホドンチキン678 メニュー表

■内部の雰囲気:

このお店は広く開放的な空間で、先ほど述べたホップ屋よりもチキン専門店の雰囲気が感じられます。新大久保駅から近く、アクセスが良いです。

■人気メニュー:

オリジナルフライドチキンは手作りのマスタードソースを別途いただけるので、お好みに合わせて楽しむことができます。人気のある組み合わせは味付けチキン(ヤンニョムチキン)とプリンガール(甘いチーズパウダーのチキン)チキンの半々メニューです。

■注文のコツ:

チキンをハーフサイズで注文し、メインの料理を追加で注文する場合もあり、様々な韓国チキンを食べてみたい場合、5味チキンを注文することが多いです。チキン以外にも多様な食事メニューがあり、選択肢が広がります。特にチーズキンパが人気があります。

カンホドンチキン678  チキン ハーフサイズ

■今回の注文:

今回はプリンボーイ(プリンガールよりスパイスが効いたチーズパウダーのチキン)の骨なしと味付けチキン(ヤンニョムチキン)の骨付きを注文してみました。プリンガールは甘く、プリンボーイは少し辛いと説明されていますが、思ったよりも辛くなく、美味しく楽しむことができました。ヤンニョムチキンにはトック(もち)が入っており、より豊かな味と食感を感じることができます。

韓国チキンの魅力を探る!日本の新大久保で味わう本場の味のまとめ

韓国チキンは、そのユニークな味わいや食感から日本でも多くの支持を集めています。日本の新大久保にも、本場の味を気軽に楽しめるお店がたくさんあります。ぜひ、訪れてみてはいかがでしょうか?自分好みの韓国チキンを見つけて、チメクの楽しさも体験してみてくださいね!

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