韓国のトレンド「モカムースメイク」を体験できるブースも!ツーリズムEXPOジャパンの「韓国館」で旅のヒントを発見

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世界最大級の旅の祭典「ツーリズムEXPOジャパン2025愛知・中部北陸」が、2025年9月25日(木)から28日(日)まで、愛知県国際展示場(Aichi Sky Expo)で開催されました。海外82の国・地域、国内45都道府県から1350もの企業や団体が参加し、4日間で12万6900人が来場。旅への熱気であふれる会場の中でも、ひときわ注目を集めていたのが「韓国館」です。

「つながる、韓国」をテーマに、韓国の最新トレンドや文化を体験できるコンテンツが満載でした!

華やかな「チョンサチョロン」が彩る韓国館

ブース

「KOREA」と書かれたステージには、韓国伝統の提燈「チョンサチョロン」が華やかに飾られていました。チョンサチョロンは、お祭りやお祝い事に飾られる特別なもの。かつては新郎と新婦の行く道を照らす道具として使われており、婚礼の象徴として陰陽の調和を意味するため青と赤の色合いになっているそうです。

装飾

遠くからでもひと目で韓国と分かる、とても印象的なデコレーションでした。

人気韓国ドラマに登場した伝統遊び「タクチチギ」体験も

折り紙

そのチョンサチョロンに彩られたセンターステージでは、伝統遊び体験も行われていました。こちらは、人気韓国ドラマにも登場した「タクチチギ」。四角に折られた紙を地面に叩きつけ、ほかの人の紙を裏返しにする遊びです。 

ゲーム

壺の中に矢を投げ入れてその数を競う伝統遊び「トゥホ」の体験も実施していました。現地では施設に置いてあることも多く、大人も子どもも一緒になって遊ぶとのこと。2色になっているので、チーム戦もできるそうです。

韓国のトレンドメイクをタッチアップ

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韓国のトレンドに触れられるのが、入り口に設けられたメイクアップブースです。ここでは、アイシャドウやチーク、リップなどのポイントメイクを事前予約制で体験することができました。

タッチアップできるメイクは3種類。「とろけるモカムースEYE」、「じゅわツヤLIP&BLUSH」「うるふわ水光 フォルムメイク」です。韓国では落ち着いたブラウン系のカラーを取り入れた「モカムースメイク」がトレンドだそう。

メイク

モカムースが流行とのことで、机の上には温かみのある柔らかい色合いのアイテムがずらり! 韓国のメイクアップブランド のアイテムが豊富に揃っていました。

▼韓国メイクについて紹介した記事はこちら!

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昼と夜に分かれた観光ブース

観光ブース
観光ブース

ポイントメイクアップブースを抜けた奥には、観光関連33団体のブースが並んでいました。実は韓国は昼間だけでなく、夜間の観光も魅力の1つ。夜景の美しい場所や花火など、夜間の楽しみ方を教えてくれました。

旅行者がより効率的にブースを回れるよう、アクセスが良い観光地が隣り合うようにレイアウトが工夫されているのも素敵でした。

16種類のタイプ診断で、旅先を決定!

ボード

「見どころがたくさんあって、どこを観光すればいいか分からない…」という方のために、16種類のタイプ診断で旅先が選べる図解もありました! その名も「My Best Travel Idea」。実際に診断してみると、筆者は「ISFP」でした。

《芸術的センスにあふれたあなたには、五感が喜ぶ美しい風景や、創作意欲をくすぐる場所がGOOD》

おすすめの行先は「江陵(カンヌン)」や「浦項(ポハン)」と書かれていたので、初めての韓国旅行の参考に、メモしておきました(笑)。

韓国国内では江陵(カンヌン)旅行がアツいらしい

パソコン

そんな16タイプ診断で紹介されたカンヌンのコーナーで、さらに詳しく話を聞いてみました。担当者さんによると、韓国国内では人気の観光地なんだそう! 海に面した雄大な自然を眺められるほか、新鮮な海鮮グルメや現代アート、アクティビティーなど見どころが満載。超高速鉄道を使えば、ソウルから約2時間というアクセスの良さも人気の理由だとか。ちなみに超高速鉄道とは、日本でいう新幹線のようなもの。

ⓒPhoto Korea – Themed Tourism Product Development Team, IR Studio

ⓒPhoto Korea – Themed Tourism Product Development Team, IR Studio

特に編集部員が気になったのは安木(アンモク)海岸にある「江陵コーヒー通り」。約1000軒ものコーヒー店が並んでいて、韓国国内はもちろん、海外からもコーヒー好きが集まるコーヒーの聖地です。1000軒も連なれば、どの店にしようか迷ってしまいますね!

以下の記事でもカンヌンのコーヒー通りについて取り上げているので、気になる方はチェックしてみてください!

▼韓国ではカンヌンが人気観光地!有名な「コーヒー通り」に行ってみた

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プサン観光は「ビジット釜山パス」がおトク!

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日本の旅行者も多い「釜山(プサン)」のブースでは、お得な旅行パスが紹介されていました。「ビジット釜山パス」は2022年から始まった外国人専用観光パス。プサン市内にある200カ所以上の有料観光施設が無料や割引で利用できるお得なカードです。

時間制限のあるものと、訪問する施設の数を選択する2つのカードタイプがありました。韓国旅行が初めての人にはぴったりですね。

詳しい「ビジット釜山パス」の使い方はこちら!

https://www.visitbusanpass.com/attractions

ブース

「チェジュ島」のブースでは、カジノのルーレットを発見! 「つながる、韓国」というテーマなだけあり、実践に近いかたちで観光情報を発信しているとは驚きです。韓国語が活発に飛び交っていたのも印象的で、ブースを見てまわるだけでも現地に足を踏み入れたかのような錯覚に陥りました。

この韓国館を運営する韓国観光公社の広報マネージャー・吉川さんは、韓国旅行について「地方だからこその自然や人とのふれあいも楽しんでほしい」と話していました。

韓国観光公社 広報マネージャー 吉川さん

「韓国はグルメや美容だけでなく、地方にある雄大な自然や、その土地ごとの人とのふれあいなど、数えきれないほどの魅力があります。リピーターのお客さまも多いので、何度も訪れて、まだ知らない素敵な場所やモノ・コトを発見していただけたらうれしいです」

ブース

韓国ドラマの聖地巡礼に話題のグルメ、そして美しい自然をゆったりと眺める。「韓国、行ってみたいなぁ」と考えを巡らせるだけでなく、韓国館を通して「この市に行ったら、こんなことが楽しめるんだ!」と、より韓国旅行を現実的にとらえられるようになりました。これぞまさに「つながる、韓国」ですね!

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この記事を書いた人

ワンジョンの編集部。
韓国・韓流の魅力をお伝えし、日々、国内の韓国スポット・グルメを追い求め活動中です。
ぜひ、いろんな記事を見ていってくださいね!

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