【リアルな情報!】韓国留学体験記(前編) -韓国留学の基本情報

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最近はKPOPや韓流ドラマの影響もあり、韓国語学習や韓国での生活などに興味を持ち、韓国留学をしたいと考える人が増えているようです。実際の韓国留学の様子を具体的に知りたい人も多いのではないでしょうか。そこで、韓国留学を経験した筆者が基本情報をまとめました。ぜひ韓国留学を検討中の方に読んで参考にしていただきたいです!

目次

韓国留学の種類と特徴について

はじめに、基礎的な内容である韓国留学の種類・特徴について紹介します。

※時期や地域・学校、ライフスタイルによって多少のズレがあります。あくまでも参考程度としてください。

  1. 韓国留学の主な種類
    1. 語学堂(語学留学)−語学堂(어학당/オハッタン)とは、韓国の大学が運営している外国人向けの韓国語教育機関のことです。簡単に言うと、「大学付属の韓国語学校」みたいなもの
    2. 大学(学部・交換・正規)留学
    3. ワーキングホリデー
    4. その他(短期プログラム、インターンなど)
  2. それぞれの留学期間とスケジュール感
    1. 語学堂

・期間:1学期=約10週間が基本(年に4学期制の学校が多い)
・レベル:1級(超初級)~6級(上級)までのクラス分け
・授業時間:平日4時間程度で週5日
・入学時期:3月・6月・9月・12月(学校による)

  1. 大学

【基本の学期制度】

韓国の大学は2学期制(前期・後期)です。

 前期(1学期):3月〜6月

 後期(2学期):9月〜12月 

【入学時期】

正規の大学入学(学部生)も、3月入学が基本ですが、9月入学を受け入れている大学もあります。(特に外国人留学生向け)

  1. ワーホリ・短期

韓国のワーキングホリデービザは年に4回の申請期限が設定されています。(2025年4月現在) 

  1. 留学にかかる費用(授業料)

※為替ルートや時期、学校や地域によって金額は異なります。

  1. 語学堂

■ 学費

1学期(約10週間):約130万〜180万ウォン(=約15〜20万円)
年間(4学期通う場合):約60〜80万円
※学費は大学によって異なります。(ソウル大・延世大などの有名校はやや高め)

■ その他の費用

項目金額の目安
教材費約3,000〜5,000円/学期
学生保険約1〜2万円/年(加入必須の場合あり)
学生証発行などの諸費用数千円程度
  1. 正規留学(学部・大学院)

■ 学費(年間)

専攻分野年間の学費の目安
文系約400万〜600万ウォン(約40〜60万円)
理系・芸術系約600万〜900万ウォン(約60〜90万円)

     ※外国人留学生は学費の30〜50%割引(奨学金)を受けられる大学も多いです!

■ 入学金

約30〜80万ウォン(約3〜8万円)

  1. 留学にかかる費用(生活費・その他)

■生活費(家賃・食費・交通費など)

項目月額目安
家賃(ワンルーム)5〜10万円(ソウル基準)
食費2〜4万円(自炊・外食ミックス)
交通費約5,000円(交通カード利用)
通信費約2,000~5,000円(格安SIM)

■その他の出費(ビザ・保険・遊び etc.)

項目費用感コメント
ビザ申請費約6,000〜9,000円D-2(正規) or D-4(語学堂)ビザ申請時に必要。※書類取得代など含めて1万円程度見ておくと安心。
海外旅行保険・学生保険年間約1〜2万円韓国側の学生保険制度に加入するケースが多い(大学や語学堂による)。
スマホ・SIM代月2,000〜5,000円留学生用の格安SIMが多い。年で約3〜6万円。
銀行口座開設などの初期費用数千円〜1万円印紙代・発行手数料・キャッシュカードなど。
交際費など月1〜3万円生活スタイル次第。年で約12〜36万円。
渡航費(往復航空券)約3〜8万円シーズン・航空会社による(LCCなら安め)。


  1. 各留学スタイルのメリット・デメリット
留学スタイルメリットデメリット
語学堂留学– 初心者でも安心して学べる- 同じ目的の友達ができやすい- 学生ビザで長期滞在可- キャンパスライフも体験可能– 学位は取得できない- 費用はやや高め(授業+生活費)- 留学中はアルバイト制限あり(D-4ビザ)
正規留学(学部・大学院)– 韓国の学位が取れる- 韓国人との交流が深まる- 留学生向け奨学金制度が充実- 長期滞在・就職にもつながりやすい– 入学までのハードルが高い(語学力・成績)- 勉強量が多く大変- 生活の適応に時間がかかることも
交換留学– 自大学に在籍したまま留学可能- 授業料は日本の大学に支払うだけでOKなことも- 留学先のサポートが比較的手厚い– 留学期間が限られる(半年〜1年)- 選べる大学・時期が限られる- 他より自由度は低め
ワーキングホリデー– 学ぶ・働く・遊ぶが自由にできる- 語学堂に通う・アルバイトするなど自由度が高い- 韓国に1年暮らしてみたい人に最適– 学業メインのビザではないため、語学習得は自己管理- 長期滞在したい場合は延長不可- 一部の仕事には制限あり(教育・マスコミなど)
短期留学(サマー/ウィンター)– 1週間〜1ヶ月で気軽に参加できる- 旅行感覚で韓国体験ができる- 初めての韓国留学におすすめ– 滞在期間が短いため、深い学びにはやや不向き- 成績や単位にはならないことが多い- 学費に対して滞在時間が短め

【リアルな情報!】韓国留学体験記(前編) -韓国留学の基本情報 まとめ

以上、韓国留学についての基本情報をご紹介しました。
後編では実際の体験レポートをまとめています。リアルな声を知りたい方は、続きもぜひご覧ください。

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この記事を書いた人

ワンジョンの編集部。
韓国・韓流の魅力をお伝えし、日々、国内の韓国スポット・グルメを追い求め活動中です。
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