ヨロブン、アンニョンハセヨ!(みなさま、こんにちは!)
韓国在住ライターのkangホドゥです。
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いま日本でも話題!韓国のウェディングフォト!
日本とは雰囲気の違うスタジオやへアイメイクなどの韓国ならではのスタイルで注目を集めていますよね。
今回はその気になる韓国のウェディングフォトの特徴と費用や流れを含む詳細を紹介します。
記事の後半では、昨年6月に韓国の済州島と釜山のスタジオでの2か所で体験した私の正直な感想をレポートにまとめているので最後まで楽しく見てみてくださいね。
韓国のウェディングフォトとは?
日本のウェディングフォトの特徴
日本のウェディングフォトは写真の加工や修正は最低限にとどめ、新郎新婦の自然体に近い姿を写真に残すのが主流です。
また、春夏秋冬の季節感を感じさせるウェディングフォトを得意としていて、スタジオ撮影は背景が決まっているため静止のイメージが強いという特徴があります。
韓国のウェディングフォトの特徴
●スタジオ
韓国のウェディングフォトは、まるで俳優にでもなったかのような気分を味わえる、韓流映画や韓国の雑誌のようなダイナミックな世界観で撮影される前撮り写真です。
美しいスタジオセットをバックに種類が豊富で豪華な衣装を着て撮るウェディングフォトが特徴です。
●ポージング
今にも動き出しそうな動的なイメージに特徴があります。花嫁のドレスをひらめかせたり、新郎が手を差し出したりするシーンを一瞬一瞬切り取り、ストーリー性のある写真に仕上げています。
●トレンドや好みのスタイルに合わせて選べるスタジオ
韓国といえば流行に敏感!ウェディングフォトにももちろんトレンドがあります。
映画のような演出やカジュアルなフォト、白黒写真や野外撮影、そしてスタジオのテーマ別撮影などトレンドや自分たちの好みに合わせて様々なコンセプトで撮影することができます。
●ヘアメイク
メイクはベースからファンデーションまでしっかりと塗り、顔の立体感を作るシャドウやハイライトも濃いめに入れるのが特徴。
アイメイクもつけまつげをつけるなど、普段よりもしっかりめに写真映えを重要視してメイクが施されます。
ヘアスタイルは盛ったスタイルというよりも、シンプルにシニヨン(お団子)をしたりストレートや巻き髪を下したスタイルなどナチュラルに仕上げることがおおいです。
●写真補正
写真の加工や修正も新郎新婦の望み通りに施され、しわやシミを消す美肌加工やウエストや腕を細く見せる体形補正のレタッチが可能なスタジオもあります。
一般的な費用の目安
●日本のウェディングフォトの一般的な費用
相場は20万〜70万円。
豪華なスタジオやドレスの質にこだわる場合は70万円以上になることもあります。
日本ではサービスが分割されている場合が多く、オプションの選択により費用が高くなる傾向があります。
(衣装レンタル、ヘアメイク、ロケーション費用、撮影料(カメラマン指名)、アルバムやデータ代)
●韓国のウェディングフォトの一般的な費用
相場は150万~500万ウォン(約15万~50万円)
高級スタジオや人気スタジオでは500万ウォン(50万円)を超えることもあります。
韓国のほとんどのスタジオでは、ウェディングフォト撮影がトータルパッケージとして提供されます。
【パッケージ内容】
♦衣装レンタル(ドレス3~4着+タキシード)
♦ヘアメイク(新婦のヘアスタイルチェンジ+新郎のメイクも含む)
♦アルバム作成+撮影データ提供
♦スタジオセット利用料
♦小物(ブーケ、アクセサリー、靴、など)
※生花使用の場合は追加料金がかかる場合も有り
韓国では比較的リーズナブルな価格で、かつ充実したパーッケージを提供することが多いです。
韓国のウェディングフォトの一般的な流れ
●スタジオ選びと予約
一般的には1〜3か月前が目安ですが、人気のスタジオは1年前から埋まっていることも、、!
お目当てのスタジオが決まっている場合は、早めに予約することをお勧めします。
●撮影日当日の流れ
撮影当日は朝から始まり、約6〜8時間の所要時間が一般的です。
①衣装と撮影するセットシーン選び
②ヘアメイク
③撮影開始(セットシーンは一般的に5か所)
シーンを変えたり衣装チェンジやメイク直し、休憩をはさみながら進行。
④カメラマンと最終チェックして終了
●写真セレクト
撮影から約1〜2か月後に写真のセレクト。
その後、データの受け取りや、アルバムが制作されます。
【実体験レポート】韓国のウェディングフォトの舞台裏
釜山に在住している私は、結婚式も釜山にある式場と契約したため、契約時にパッケージについている提携スタジオの中から自分の好みに合わせて選びました。
実は、昨年6月に済州(チェジュ)島でもウェディングフォトを経験したのですが、今回はスタジオでの撮影を中心にレポートしていきますね!
スタジオの決め手
私の場合は、いかに自然に躍動感のある写真が撮れるかを重要視して、白黒写真の加工などクラシックで華やかなスタイルが気に入りスタジオを決める決め手となりました。
撮影当日
撮影はお昼の12時スタート、最後のミーティングや写真チェックが済むと19時を過ぎていました。
慣れないポージングをしたり、衣装チェンジしたりと休む暇もなく撮影が進み、体感では3時間ぐらいだったことを覚えています。
12時にスタジオにつくとまずスタジオのセットシーンを選びました。
そしてその後すぐに衣装を選び。(新婦4着+新郎のタキシード2着)
iPadで衣装を選んだのですが、本当に種類が多く、、頭を抱えながらシーンに合う衣装を選びました。
パッケージには新郎のタキシードが2着含まれていて、夫は自前のスーツ+白とネイビーのタキシードを選択。
そして流れるようにヘアメイク開始。(新婦+新郎)
事前に準備していたイメージ写真を担当の方に見せて、顔のパーツのコンプレックスや強調してほしい部分を伝えました。
イメージ写真の用意は必須!メイクが分かりやすい写真を用意することをおすすめします!
ヘアスタイルはシーンに合わせて変更することに決めて、まずは巻き髪を下したスタイルで。
そのあとシーンに合わせてハーフアップやポニーテール、最後にブラックドレスに合うシニヨンと計4つのヘアチェンジをしてもらいました。
カメラマンと打ち合わせをして遂に撮影がスタート!
撮影の合間、カメラマンは細やかなポーズや表情を的確に指示してくれます。
私の場合は、スタジオではカフェで流れているような雰囲気の良いBGMもかかっていました。
そのため、最初はぎこちなかったポーズもだんだんと慣れてきて、楽しみながら撮影を進めることができました。
気になる部分はすぐにへアイメイクさんやヘルパーイモ(お助け係)がスムーズに修正してくれて、さすが、韓国の効率の良さに感激したことを覚えています。
シーンやドレスに合わせてパパっとヘアチェンジをしてくれて、優柔不断な私に「このドレスにはこのヘアが合う」と提案してくれる担当の方の意見がとてもありがたかったです。
仕上がりの感想
完成した写真を見て、まるで雑誌の表紙のような完璧な仕上がりに感動しました。
日本の家族や友人からも「映画のワンシーンみたい」と感激のお言葉。
気になる肌や体形補正も、いかに自然に、かつ美しく補正が施されていました。
済州島で撮った写真は海や空、風などの自然と調和して躍動感があり、これまた違った魅力に感動しました。
トータル面で見て、韓国でウェディングフォトを撮影したことに大満足しています。
きっと特別な思い出になるので、ウェディングフォトだけでなく、家族写真や恋人との思い出など、韓国でのフォトスタジオ撮影にぜひ挑戦してみてくださいね。
▼ちなみに、韓国のウェディングの様子も記事にしています。こちらもあわせてどうぞ。
日本人妻が体験!韓国ウェディングフォトの魅力を徹底解説!
韓国でのウェディングフォト体験は、特別な一日を映画のように演出してくれる素晴らしい体験でした。
日本では得られない感動があるので、ぜひ体験してみてくださいね!