韓国の定番!冬の屋台グルメ

ほっとぐ

こんにちは!ライターのruruです。『ワンジョン』では韓国語の勉強法や韓国文化、東京の韓国グルメ情報などを担当しています。私の生活の中で感じた”韓国”を皆さまにもお届けできればと思います。一緒に韓国の魅力を楽しんでいただけたら嬉しいです!

早速ですが、冬と言ったらどんな食べ物を食べたくなりますか?

お鍋、焼き芋、肉まん、鯛焼き…

寒い中身体を内側から温めてくれるホクホクの食べ物を頬張ると、幸せな気分になりますよね!

今回は、そんな韓国の冬の定番屋台グルメをご紹介します。

目次

韓国の定番「冬の屋台グルメ」①並んでも食べたい鯛焼き

たい焼き

真冬に人だかりを作る屋台フードの一つに韓国式鯛焼きがあります。

日本で鯛焼きは江戸時代から食べられていた今川焼き(回転焼き)から派生した食べ物と言われていて、明治時代に「浪花家総本店」の初代、神戸清次郎が生み出したと言われています。

韓国において、1930年代に日本で流行していた鯛焼きが日本統治時代の朝鮮に渡って広まったのがその起源だそう。

そんな日本から韓国に渡った鯛焼きには実は種類が2種類あります。

’붕어빵'(プンオパン)

‘붕어빵’の’붕어’は「フナ」を意味します。

特徴としては以下になります。

1.小麦粉生地

2.ふわっとした食感

3.まんまる平べったい形

4.厚くて淡白な味の生地

5.お腹に部分餡が入っている

‘잉어빵‘(インオパン)

‘잉어빵‘の’잉어‘は「鯉」を意味します。

こちらにも特徴があり、以下になります。

1.小麦粉+もち米+バターの生地

2.サクサクとした食感

3.細目の形

4.薄くて歯ごたえのある生地

5.全体的に餡が入っている

日本では、「天然鯛焼き」か「鯛焼き」の焼き方の違いが有名ですが、韓国ではお魚の種類で食感などが大きく変わるようです。

寒くなると突如として街のあちこちに屋台が出没し、凍えながら列を作る様子を留学中に何度も見かけました。

私も美味しそうな匂いに誘われてよく買っていました。屋台によっては色々な餡がありますが、小豆とカスタードを見かけることが多いです。

皆さんは小豆派ですか??カスタード派ですか??

韓国の定番「冬の屋台グルメ」②身体の芯から温まるトッポッキ

トッポギ

次にご紹介するのは、’떡볶이‘(トッポッキ)です。

韓国料理といえばトッポッキを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?

そんなトッポッキも冬の定番屋台グルメです。

屋台でよく見かけるコチュジャンベースのソースで甘辛く煮る赤いトッポッキは1953年に新堂洞でマ・ボクリムという料理人が考案したと知られ、その後大衆的な料理になっていったとのことです。

そんなトッポッキの屋台には、甘辛いトッポッキ以外に一緒に食べると美味しいものが並んでいます。

’오묵‘(オムク)

日本でいう「かまぼこ」「さつま揚げ」のような、魚のすり身を串に刺した食べ物です。

屋台では魚介が効いた出汁で煮込まれていて、熱々の出汁は紙コップに注いで自由に飲むことができます。

トッポッキと一緒に食べても、口休めに単体で食べても、どちらもとっても美味しいです。

’순대‘(スンデ)

スンデとは腸詰の一種で、豚の血や春雨、香味野菜、もち米等を豚の腸に詰めた韓国の伝統料理です。

豚の血を使うため、黒い見た目をしています。

食感はもちもちしていて、トッポッキのソースに付けて食べる人もいます。

スンデの食べ方には地域差があり、ソウルでは塩を付けて食べることが一般的です。

私は少し苦手なのですが、韓国人のようにトッポッキを食べてみたいという人はぜひセットで頼んでみてください!

’튀김‘(ティギム)

日本でいう「天ぷら」のこと。

さつまいもやイカ、餃子、‘김말이‘(キムマリ)等、屋台によって多種多様な天ぷらが置いてあります。

キムマリとは春雨を海苔で巻いて揚げた料理です。春雨のもちもち食感と衣のサクサク感が病みつきになります。

トッポッキと一緒に食べたい天ぷらを注文すると、再度目の前で揚げてくれます。

さらに、トッポッキと混ぜるか、別々で食べるかも選べます。サクサクのまま食べるのが好きな方は別々で、ソースが染み込んだ衣が好きな方は混ぜてもらうと美味しく食べることができるのではないでしょうか?

寒い屋外で、熱々の出汁片手に甘辛いトッポッキで温まるのはいかがでしょうか。屋台によって味付けもお餅の形も付け合わせの種類も違うので、ぜひ食べ比べてみてください!

韓国の定番「冬の屋台グルメ」③中から溢れ出す甘い蜜が美味しいホットック

ほっとぐ

次にご紹介するのは’호떡‘(ホットック/ホットク)です。

ホットックは小麦粉または米粉の生地の中に甘い砂糖などを入れて包み、油を引いた鉄板で押し潰しながら焼いた料理です。

中身に黒砂糖、砕いたピーナッツ、シナモンなどを入れたホットックを’꿀호떡‘(クルホットック)と言い、中からジュワッと甘い蜜が溢れ出し食べた瞬間幸せになること間違いなしです。

中の蜜は大変熱くなっているので、食べる際は火傷をしないように要注意!

ホットックも屋台によって生地の食感、分厚さなど違いがあるので、こちらも色々な屋台で食べ比べてみると楽しいと思います。

甘い蜜以外にも、甘じょっぱいプリングルフレーバーや、チャプチェ、チョコレート、さつまいも餡、チーズなど、甘いものから塩っぱいものまでたくさんあるので、是非見かけたら食べてみてください!

韓国の屋台でのお会計方法

最後に屋台でのお会計方法をご紹介します。

屋台では基本的に現金もしくは口座送金です。

屋台のどこかに口座番号が書いてあるので、その番号に送金するシステムになっています。

日本から旅行される場合、韓国の口座を持ってない方がほとんどだと思うので、現金を握りしめて屋台に足を運んでみてください!

韓国の冬の定番屋台グルメまとめ

以上、韓国の冬の屋台グルメをご紹介しました。

暖かい室内で食べるご飯も美味しいですが、寒い中、芯から身体を温めてくれる屋台グルメたちを冬に韓国に訪れた際にはぜひご賞味ください!

記事の内容が良かったらシェアしてください!

この記事を書いた人

ワンジョンの編集部。
韓国・韓流の魅力をお伝えし、日々、国内の韓国スポット・グルメを追い求め活動中です。
ぜひ、いろんな記事を見ていってくださいね!

目次