こんにちは!韓国語ネイティブスピーカーのmuuです。『ワンジョン』では東京にある韓国グルメや韓国語表現・文化等、様々な情報をお届けしています。ぜひ一緒に韓国の魅力を楽しんでいきましょう!
今回は、韓国の人気スイーツ「クァベギ(꽈배기)」の紹介をし、併せて日本でも楽しめる話題のスイーツショップ「Bontemps(ボンタン)」についてご紹介します。
※表示価格は変動する可能性あり
韓国のドーナツ、クァベギドーナツとは?
「クァベギ(꽈배기)」の名前は「曲げる・ねじる」という意味の「꼬다コダ」から来ています。つまり、形が曲がっていることからこの名前が付けられました。日本のねじり揚げドーナツとも似ています。
作り方はとてもシンプルで、発酵させた小麦粉に砂糖、塩、酵母を加えてこね、独特の形にねじって油で揚げます。揚げたてに砂糖やシナモンをまぶすと、外はサクサク、中はふわふわの食感が楽しめます。最近ではもちもち感を楽しむために、もち米粉を加えたバージョンも登場しています。
韓国式ドーナツ「クァベギ(꽈배기)」どこで食べられる?
韓国では、クァベギドーナツは街のパン屋さんや伝統市場、そして屋台で気軽に楽しめる定番スナックです。特に市場では、粉紅粉やシナモンで味つけされたクラシックなタイプで売っていて、クァベギドーナツ以外にも、あんドーナツ、もち米ドーナツ、ホットドッグ、チーズボール、コロッケなど、様々な揚げパンも一緒に販売されています。また、最近ではクァベギドーナツをメインとしたカフェも増え、これまでの素朴なスナックから洗練されたスイーツとしての側面を見せています。
現代風に進化する韓国式ドーナツ「クァベギ(꽈배기)」
昔ながらの甘さだけではなく、現代の消費者ニーズに合わせて多様なフレーバーが登場しました。シナモンだけではなく、チョコレート、クリームチーズ、さつまいも、クッキートッピング、生クリーム、フルーツなど、さまざまな材料がクァベギドーナツに使用され、新たな創作スタイルが次々と誕生しています。従来のシンプルなクァベギドーナツが、見た目も華やかでバラエティ豊かなスイーツへと進化しています。そのため、おしゃれなカフェで、ケーキやパフェのようにデザート感覚で楽しめるようになっています。
シンプルな甘さにほっこりしたり、新しいフレーバーの魅力も味わいながら、「クァベギ(꽈배기)」をぜひ食べてみてください!
韓国人気カフェ「Bontemps(ボンタン)」のクァベギを紹介します
クァベギドーナツは、そのシンプルで素朴な甘さから、日本でも馴染みのあるドーナツです。しかし、韓国ではさらに多彩なトッピングやフレーバーが加わった進化形のクァベギドーナツを楽しむことができます。そんな韓国系のお店の中でも、特におすすめなのが「Bontemps(ボンタン)です。
■アクセス
東京都目黒区青葉台1-28-7
中目黒駅から439m
■営業時間
10:00~
※なくなり次第終了
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。
「Bontemps(ボンタン)」が提供する新しい韓国式ドーナツ「クァベギ」
「Bontemps(ボンタン)」は、クァベギドーナツに独自のアレンジを加えたスイーツで人気の韓国カフェです。韓国にはソウルを中心に複数の店舗(チャムシル、ソウルの森、明洞)があります。そして、日本の店舗も複数あり、東京では中目黒や下北沢、原宿など、さらに大阪や静岡にも展開しています。
メニューには、ソルティッドキャラメル、アーモンドチョコレート、ピスタチオ、シュガー、オレオチョコレート、ティラミス、ロタスクッキートッピングなど、実にさまざまな味を採り備えています。色とりどりで可愛いです。
韓国ではピスタチオ味が人気があり、日本ではソルティッドキャラメル味が特に人気とのこと。さらに、塩気のあるバジルクリームとトマトが上に乗ったおしゃれな味のバジルトマトも見逃せません。なめらかなコーンクリームが入ったクァベギドーナツも気になりますね。
「Bontemps(ボンタン)」の限定メニューも見逃せない!
今回訪問したときは、クリスマス限定メニューがありました。ストロベリーショートケーキ味や、ホワイトサンタ(ホワイトチョコレートとラズベリーを使用)、ベリーピスタチオ、ベリーココアリボンの4種類が限定で販売されていました。特にクリスマスシーズンには、特別なクリスマスデザインのボックスが用意されており、パーティーにもぴったりです。定番メニューの種類も多いですが、こういった期間限定メニューは、その時期しか楽しめないので、選ぶのに悩んでしまいます。
上記のクリスマスメニューの他にも、夏はレモンやミントチョコ、ラズベリー、ブルーベリーなどを使用したメニュー(クァベギドーナツ及びドリングメニュー)が登場し、秋にはサツマイモノを使ったメニューや、ハロウィンをモチーフとしたメニュもあります。
クァベギドーナツはすべて韓国でも販売されているメニューと同様です。オリジナルのドリンクメニューも日本で再現されており、塩クリームラテやオレンジグレープフルーツジュースはここでしか味わうことができないドリンクです。また、ミスカル(韓国のきな粉ドリンク)やエスプレッソを使用したコーヒーなどがラインナップされています。
「Bontemps(ボンタン)」のドーナツを実際に食べてみた!
今回は、シュガー、ピスタチオ、ストロベリーショートケーキ、ソルティッドキャラメルの4つのフレーバーを注文してみました。それぞれ個性豊かで、見た目も味も楽しめる一品でした!
シュガー:韓国伝統のオリジナルな味
韓国のオリジナルクァベギドーナツの味を再現した一品です。クァベギドーナツの上にたっぷりのシナモンシュガーが振りかけられており、素朴で懐かしい甘さが特徴です。
▶ 韓国伝統の味を楽しみたい方に特におすすめです。
ピスタチオ:まるでケーキのようなリッチな味わい
濃厚なピスタチオクリームがクァベギドーナツの上にたっぷり贅沢に乗り、さらにピスタチオナッツがトッピングされています。まるでピスタチオケーキを食べているかのような贅沢な味わいでした。
▶ クリームが濃厚で、ピスタチオ好きにはたまらないフレーバーです。
ストロベリーショートケーキ:かわいさと爽やかさが詰まった一品
クァベギドーナツの上に大きなイチゴがトッピングされ、ショートケーキを思わせるデザインが可愛らしいフレーバーです。クリームの甘さとフレッシュなイチゴの爽やかな酸味が絶妙にマッチしています。
▶見た目の可愛さだけでなく、味でも満足できる一品です。
ソルティッドキャラメル:韓国で人気の甘じょっぱいフレーバー
クァベギドーナツの全体が塩キャラメルでコーティングされ、上にはバターがトッピングされています。塩とキャラメルの絶妙な甘じょっぱいバランスが楽しめるフレーバーです。
▶ 甘じょっぱい「단짠단짠(ダンチャンダンチャン)」の味が好きな方におすすめ!
「Bontemps(ボンタン)」は、韓国のクァベギドーナツの進化形として、日本でも注目を集めています。特に中目黒の店舗は、韓国を知らない方、クァベギドーナツを知らない方でもテレビ番組を見て訪れる人や、カフェ巡りで訪れる方が多いとのこと。人気店のため、午後には満席になることが多いので、訪れる際は早めの時間がおすすめです!ぜひ、韓国の新しいスイーツ文化を体験してみてください。
見た目もおしゃれなBontempsの韓国式ドーナツ「クァベギ」を食べに行ってみたのまとめ
「Bontemps(ボンタン)」のクァベギドーナツは、韓国の伝統的な味わいにおしゃれなアレンジが加わった、新しいタイプのドーナツです。見た目も味も素晴らしく、韓国スイーツの新たなトレンドを感じることができました。日本で韓国スイーツを楽しみたい方は、ぜひ訪れてみてください!